感動プロジェクト

感動プロジェクト

私たちの想いの結晶 感動プロジェクト

ご入居者、ご家族の想いや希望を叶えるため、
そして、私たちの想いをお届けするため、
「私たちができることは何か」に、
当社全スタッッフが一丸となって挑み続けた、
その結晶が全館合同で
取り組む「感動プロジェクト」です。

                   

ONLY ONEプロジェクト

                      「日日是好日」、明日という日が必ずあるとは限らない。
だからこそ、今この瞬間を大切にしよう。という
思いで、
ご入居者が今まで歩まれてきた人生の中で
「やり残したこと」「諦めていたこと」をうかがい、
ご本人、ご家族、スタッフが一緒になり、
【夢】の実現に向けて歩んでいく取り組みです。

絵画と制作中の写真

事例:絵画をもう一度

【始まり】
入院を機に住宅棟から
ケア棟に転居されたご入居者。
入院中は食欲がなく、
点滴で水分確保している状態で、
転居当初も食事に手をつけず、
持ち込まれたそうめん等、
ご本人の食べたい食品を
少しずつ摂取している状況
でした。
住宅棟にいた頃は「サミット美術館」で
絵画の展示をしていたそうで、
日常生活の改善に繋がればと
いう思いから
絵を描く事をご提案させて頂いたところ、
「昔は描いていたけど今はどうかな・・・
描ける場所
と物があればやってみたいね」と
意欲的なお言葉を頂きました。
ご家族にお話すると
「油絵の強い匂いと汚れ
が気になる・・・」
との事でしたので、
水彩画に変更して物品を購入させて頂き、
夢の実現に向け動き出しました。
【経過】
制作活動は、週に2回(1回あたり1時間程)
午前中にダイニングにて実施。
その際は、スタッフが遠目から
見ても
わかる程集中しており、
それ以外の日も自室で道具を探されながら
「やらなきゃならない仕事がある」

意欲的に取り組む姿勢が見受けられました。
完成時には、作品を見て
「あんまり上手く描けないね」と
控えめな
評価でしたが、
次回作品を依頼すると、
照れたご様子で了承頂きました。
【結果】
今回の夢の取り組みを行った事で、
ご本人の食事量や活動量が増加したのが
何より嬉しく良かったと思いました。

その他事例

フラダンスの衣装を着た写真

フラダンスを踊ってハワイ気分を

思い出の場所での写真

思い出の地で、
思い出話を聞いて欲しい

焼きそばを持った写真

献立にない焼きそばが食べたい

浴衣を着た写真

浴衣を着て、夏祭を楽しみたい

旅行プロジェクト

「旅行や温泉にもう一度行きたい!という
ご入居者の思いを
実現するために立ち上げた
プロジェクトです。
自立度の高い方だけでなく、
車イス使用の方や認知症の方、
経管栄養の方等、
多くの皆様にご参加いただいています。

集合写真

事例:第11回 世界文化遺産・霊峰富士を望む
紅葉と温泉ツアー

【1日目】
あいにくの曇り空でしたが、
参加者全員が山梨県に到着・合流。
昼食は郷土料理の温
かい「ほうとう」に、
皆様舌鼓を打ちました。
「オルゴール美術館」を訪れ、
ヨーロ
ッパの街並みを再現した園内を散策。
富士のふもと、河口湖のほとりに建つ
「富士レ
ークホテル」では温泉風呂付きの部屋で、
世界遺産に認定された富士や紅葉を
眺めな
がらの温泉を楽しんで頂きました。
夕食は料理長厳選の富士山麓の
季節の食材を使っ
た和食会席膳で、伝統の味を堪能。
【2日目】
天気に恵まれ「忍野八海」を訪れました。
周辺散策やお土産を買ったり、
思い思いの
時間を過ごされました。
【ご入居者の声】
「料理が美味しかった」
「景色や温泉を堪能できた」
「若い頃の思い出が蘇った」
など、
たくさんの嬉しいお言葉をいただきました。

旅先での写真 旅先での写真 旅館での写真 集合写真

認知症ケアプロジェクト

高齢者と向き合うスタッフ

近い将来、日本では65歳以上の4人に1人が
認知症が疑われるようになると言われる社会情勢を踏まえ、
「その方を知り
ます、ありのままを受け入れます、
共に笑顔になります」を基本理念に、
日常のケアの中で当社独自の認知症
ケアプログラム
【D'sケアマスター制度】を実践していく取り組みです。
ご入居者が「その方らしく」お過ごし
になれる
ケアの提供を目指します。

エムブレムの写真

D’sケアマスター制度

認知症ケアのスペシャリストを育成すべく
当社独自の「マスター制度」
に取り組んでいます。
スタッフへの認知症対応の指導や
事例研究、
支援事例の水平展開を行いながら、
質の高い認知症ケアの提供に
努めています。

スタッフの写真

D’sケアの基本理念

その方を知ります

・その方のお話をじっくり聞く

・その方の人生、今の想いを知る

ありのままを受け入れます

・その方の世界観を否定せず共感する

・その方を言葉で遮らない

共に笑顔になります

・その方に寄り添う

・その方の不安を取り除き共に
笑顔になる

認知症介護実践者研修

「認知症介護実践者研修」に力を入れています。
修了者は介護現場の中心的存在として、
チームケアの実現に向けて他の職員をリードし、認知症の方へのケアの質を向上させるために、
具体的な支援や行動が出来るようになることを目指します。

修了証書の写真

音楽療法

各館では日頃より音楽療法に
取り組んでいます。
音楽療法とは、ご入居者との
会話を交えながら、
懐かしい童謡や唱歌を
聴いたり歌ったりすることで、
癒しの効果、回想効果など、心身の安定、
脳の活性化を促すリ
ハビリの1つで、
認知症の方にもその効果が期待されています。
各館の音楽療法の要として
ウクレレを用いるため、
スタッフ対象に講師を招いてウクレレ教室を開いており、
スタッフは自ら率先して学んでいます。

音楽療法の写真
音楽療法の写真

全館合同 
「全員参加型の音楽セッション」

音楽療法として、全館合同、
全員参加型の
リモート音楽セッションに
取り組んでいます。
発表会当日まで、音楽講師を交えながら、歌だけでなく、楽器演奏に挑戦したり、
会場の飾付けを行なったり、
ご入居者、スタッフが一体となって練習、
準備を重ねていきます。
発表会当日は、
各館の発表を画面で見ることで
対話が生まれ、
笑顔がたくさん溢れます。

全館合同 「NAS オンライン体操」

フレイル・認知症予防として、
同じ大和ハウスグループである
スポーツクラブNASの協力を得て、
45分間のストレッチ「NAS オンライン体操」を行なっています。
全館をインターネットで繋ぎ、
他館の様子を画面で見ながら体操を行う中、
館を超えたコミュニケーションも生まれます。
お元気な方向けには
健康体操(立位での体操も行います)、
お元気な方から介助が必要な方向けには
イス体操(椅子や車いすに座ったまま行います)
とお身体状態に合わせて内容を変え、
多くの方にご参加いただけるようにしています。

オンライン体操の様子

特に記載のない写真はイメージです。